nishio-dens's diary

Railsとかプログラミング関連の備忘録

Redmine Sphinx Pluginの概要

機能

注意事項

  • 本プラグインを利用するためには、あらかじめRedmine上でプロジェクトの作成、およびリポジトリの設定を行っておく必要があります
  • リポジトリ内のSphinx Makefileを検索し、makeを行うことで、ドキュメントのコンパイルをしています。 Makefileが存在しない場合は、Sphinxドキュメントを正しく表示することができません。
  • 現状では、GitとSubversionリポジトリ以外には対応していません

本プラグインの使い方

本プラグインをインストールすると、SphinxドキュメントのタブがRedmineのプロジェクトメニューバー上に表示されます(図1)。


図1: プロジェクトメニューバー上に追加されたSphinxドキュメントタブ


Sphinxドキュメントのタブをクリックすると、リポジトリ一覧が表示されます(図2)。


図2: Sphinxドキュメントの一覧表示


ページ内のShow Documentリンクをクリックすると、リポジトリ内のsphinxドキュメントを自動的に探して表示します。

インストール方法

本プラグインを利用するためには、あらかじめSettingslogicをインストールしておく必要があります。 Settingslogicは以下のコマンドでインストールすることができます。

$ gem install settingslogic

本プラグインはgithubからダウンロードが可能です。適当なディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してプラグインを取得してください。

$ git clone git://github.com/nishio-dens/RedmineSphinxPlugin.git

取得したRedmineSphinxPluginディレクトリを、Redmineのプラグインディレクトリ内の vendor/plugins/ にコピーしてください。

その際、RedmineSphinxPluginディレクトリをredmine_sphinxに改名してください。

例えば、取得したプラグインディレクトリが/home/test/Download 内にあり、Redmineが /var/test/redmine にインストールされている場合、以下のコマンドを実行してコピーを行ってください。

$ cp -rf /home/test/Download/RedmineSphinxPlugin/ /var/test/redmine/vendor/plugins/redmine_sphinx

最後に、Redmine Sphinxプラグインの設定を行います。

設定ファイルのサンプルは、Redmine Sphinxプラグインディレクトリ内の、sample/sphinx_plugin_setting.yml.sampleに存在しています。

サンプル設定ファイルを、Redmineがインストールされているディレクトリ内の config/sphinx_plugin_setting.yml に設置してください。

defaults: &defaults

  server:
    #公開ディレクトリのルート
    document_root_path: /var/www/
    #ドキュメントを設置するディレクトリ名
    sphinx_dir: redminetest
    #html表示サーバのポート番号
    server_port: 80

  sphinx:
    sphinx_makefile_head: '# Makefile for Sphinx documentation'
    build_dir_variable_name: 'BUILDDIR'
    sphinx_index_page: index.html

development:
  <

本プラグインでは、コンパイルしたsphinxドキュメントを、ウェブに公開されているディレクトリに設置して表示を行います。

document_root_pathには公開ディレクトリのルートパスを、sphinx_dirにはコンパイル済みsphinxドキュメント設置するディレクトリ名を指定してください。

以上で設定は完了です。