nishio-dens's diary

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ラストエグザイル1期のあらすじと解説

アニメ関連のブログ書くの初めてかもしれない。ラストエグザイルというアニメが結構好きなんだけど、いかんせんストーリーが分かりにくい。2期が始まったけど1期みてないと分かりづらそう。私も1期の内容結構ちゃんと理解してないので、2期みてもよくわからないかもしれない。
そこで某大型掲示板とWikipediaの情報を引用して(というかこの記事の99%は引用です)、1期のあらすじと解説をまとめてみました。なお1期のネタばれなので、これから1期を見ようと思っている方は読まない方がいいです。

ラストエグザイル1期あらすじ[1]

温暖化と寒冷期突入によって異常気象が続いていた地球。
100年後には住めなくなるという結果に世界が団結し、人類の優秀な人々をあつめた集団(ギルド)の先導で、宇宙コロニー(プレステール)への移住と、ナノ技術による地球環境の浄化を進めていく。地球浄化に長い年月がかかるのに加え、移住先での人口増加に対応するためプレステールは複数建造されて、ある程度文化が近い人々がまとめられた。16世紀から18世紀にかけての文明設定も人口の急増を防ぐ意図があった。ただ、プレステールへの移民は欧州連合が中心であり、地球に残った人々もいたようだ。

1期主人公のクラウスたちのプレステールは、北に東欧・ロシア系移民の『デュシス』南に欧州・北欧系移民の『アナトレー』が、ギルド管理の元にそれぞれ国をかまえていた。プレステールは、ギルドが管理する『気象制御装置』のおかげで大気と水が安定して存在し地球と同じような環境で生活できていたが、移住から600年たった頃ギルドの内乱と気象装置故障の放置によって、徐々に世界は均衡と秩序を崩していく。ギルド4大家系のエラクレア家当主、デルフィーネが他家を抹殺しギルドを独占支配した結果デュシスの地は凍り、アナトレーは砂漠化が進み、『水』に大変な希少価値がつくまでになる。もはや次の冬を越せぬと悟った北のデュシスは、アナトレーとの緩衝地帯であり強烈な暴風域の『グランドストリーム』を超えて南侵を開始、『第三次ミナギス会戦』が始まる。

その頃、かつて父親が果たせなかったグランドストリームを超えること夢見る少年、クラウスと幼馴染みの少女ラヴィは、アナトレー辺境でヴァンシップ乗りとして暮らしていた。二人の父親は同盟の書簡をデュシスに届ける途中、グランドストリームに散った過去があった。あるとき、ギルド・ハミルトン家の謎の少女『アルヴィス』を偶然保護したのをきっかけに世界一安全な船、アナトレー特殊任務艦『シルヴァーナ』と行動を共にする。そこには、クラウスに『空を飛ぶ理由』を問いかける艦長のアレックスや、『自由な空』を否定するパイロット『タチアナ』と、ナビの『アリスティア』らがいて、さらにはギルド・エラクレア家の次期当主候補『ディーオ』もお忍びでやってくる。世を統べる謎の力『エグザイル』の『生体キー』である少女アルと、ギルド4大家系にそれぞれ伝わる『4編の詩』を巡りクラウスたちの冒険は続き……。

シルヴァーナ元副艦長で、アナトレー王女のソフィアの元に団結したプレステールの人々は、ギルドの技術独占に端を発する混乱に終止符を打つべくデルフィーネに決戦を挑み、これに勝利。アルを乗せてグランドストリームを突破したクラウスは、エグザイルが眠るデュシスへ降り立つ。その後アルとクラウスが4つの詩を諳んじて起動したエグザイルは、かつて人類が地球からプレステールに移住するための『移民船』であり、それが起動した事と、地球環境が改善したことは同義であった。(正確にはアルの誕生と同義)先発隊としてエグザイルに搭乗したクラウスたちは無事地球へ帰還し……。ここで1期エンド。ちなみにプレステールの異常気象はエグザイル起動で回復した模様。

エグザイルとは[2]

太古の人類が荒廃したもとの世界(地球)からプレステールに移民する際に使用した移民船。離発着のためのエアロックはデュシスの湖の下にあるのだが、第一次移民作戦の後はアナトレーとデュシスの中間部に停泊し、もとの世界の受け入れの準備が整うのをかなりの期間に渡って待機していた。この際嵐を使った防壁を構築していたが、これがグランドストリームである。ギルドはこのことを隠し伝説化させ、過去の人々のテクノロジーを独占したことと併せ、プレステール支配の基盤とした。アルヴィスはエグザイル再起動のための生体キーであり、彼女が生誕したことは即ちもとの世界への帰還作戦発動のための環境が整ったことを意味している。またアルヴィスをキーとして動作させるためのパスワードをミュステリオンとしてギルド四家に伝承させていた。アルヴィス生誕を捕捉したデルフィーネはプレステールの支配権の根拠であるエグザイルが自分のもとを離れることを警戒し、アルヴィスをおよび全てのミュステリオンを自らのもとに確保することを企図した。これが『LAST EXILE』の物語の全ての発端であると言える。待機モードのエグザイルは船体を強固な装甲で覆っており、近付くものは全て触手で攻撃する。この触手の威力は甚大でウルバヌス級戦艦やギルド戦艦をも一撃で沈めることができる。

良くある質問[1]

  • Q 舞台は?
    • A 前作から2年後の地球です
  • Q 1期見ていないけど大丈夫?
    • A 見ていなくても分かるように作ってある(監督談)気になる人は>>1のバンダイチャンネルの無料配信を試聴してみよう
  • Q ディーオ死んだんじゃないの?
    • A コキネラとアピス(最後の方に出てきたギルド人の仲間)が回収した.グランドストリームは、内部で風が回遊し、重力の均衡地点なので落ちて即死する訳じゃない
  • Q ディーオの性別は?
    • A 男の娘

2期にも登場する人物[2]

ディーオ・エラクレア

デルフィーネの弟ギルド四大家系の一つ、エラクレア家出身のプリンシパル。物事に縛られることを嫌い、目新しいものに興味を抱き、面白いものを好きになる。ミステリアスで少し変わっているが基本的には純粋無垢な少年である。姉を極端に恐れている。姉の下を離れてシルヴァーナを襲うギルド艦に乗っていた。星型と戦うクラウスの天才的な操縦技術を偶然見て彼を“インメルマン”と呼ぶ。そのクラウスと勝負をするためにホライゾンケイブの八耐レースに参加するが敗北。クラウスにさらに興味を持ったためそのままシルヴァーナに乗船することになる。シルヴァーナで暮らす中でクラウスたちと楽しそうに接するようになる。シルヴァーナの面々に誕生日を祝ってもらい、涙を流して喜んだ。デルフィーネに捕まった後は強制洗脳で記憶を奪われ、性格を破壊されてしまった。徐々に自分を取り戻していくものの、記憶の混乱を引きずったままグランドストリームを飛行中、自分のためにルシオラが墜落死したと錯覚して……。

タチアナ・ヴィスラ

シルヴァーナに属するヴァンシップ隊隊長。17歳。階級は中尉。機体の色は赤。没落した貴族の出で給金を実家に送っている。ソフィアとは士官学校時代からの知り合いでプライベートでは対等な口をきく。士官学校中退後ソフィアの紹介でシルヴァーナに乗ることになる。とても固い性格でプライドも高く融通も利かない。クラウスと戦闘に出た際に精神的に脆い部分が露呈し、それ以来クラウスに好意を寄せるようになる。

アリスティア・アグリュー

タチアナのナビ。17歳。階級は少尉。タチアナとは士官学校時代からの友人で、彼女の中退と同時に自らも退学し共にシルヴァーナに乗ることになる。大人しい見た目とは裏腹に芯は強く、タチアナに対して厳しく接することもある。男性への免疫はなく、クラウスのことを少し意識している。

引用先

[1] 2ch, ■ラストエグザイル‐銀翼のファム‐■8th move, http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1318628140/
[2] Wikipedia, LAST EXILE, http://ja.wikipedia.org/wiki/LAST_EXILE

謝辞

丁寧かつ分かりやすいまとめをしてくださった2ch住人の方、wikipediaの編集者の方に感謝いたします。